僕がジュニアユースの子達を見ていて、彼らが希望する高校に入るためには少なくとも勉強面で、彼らの志望校となぜその高校なのか、そしてそのためにしなければいけないことをより具体的にしてあげることが必要なのだろうと思います。
ジュニアユース入会の時にほとんど全員が志望校、なぜその高校に行きたいか、そのために必要なことを書きました。行きたいと思い、勉強に対して前向きな気持ちを持っていると思える答えはほとんど0で、どれだけ高校へ行くことが彼らの中で現実的な問題として考えられていないかがわかる内容でした。志望校に入ってしたいことがその志望校では実現することが難しかったり、夢の実現が志望校では不可能だったりしました。子供たちは高校の名前を知っているだけでそこに入ってなにが出来るかという内容については知りませんでした。
また、ほとんどの子が志望高校に行くために必要なことという質問に「勉強とサッカーの練習」と書いていました。しかし、どういう勉強をどれだけすれば良いのかということは誰も書きませんでした。漠然とした目標と動機を持ち、その方法を知らず、どれぐらいすればよいのかをわからないまま勉強を習慣化して、基礎を固めることは無理な話ではないかと思います。
まず、目標を具体的に設定します。なぜその高校に行きたいのか?その高校で自分のしたいことはできるのか?どれぐらいすれば行けるのか?ということを子どもに問いかけ、理解させていきます。
サッカーが目的であれば、その高校の試合、「どのようなサッカーをしているのか」ということを知らなくてはなりません。高校の部活には平均100名以上の部員がいてどの高校に行っても公式戦に出られるという状況ではありません。高校によって、技術力を重視するチーム、身体能力を重視するチームなどやっているサッカーは様々です。
なぜ、自分にとって勉強が必要なのか?自分は勉強しなくてはいけないのか?という問いに対して考えることがなく、勉強が継続していけるのでしょうか?「机に向かえ、とにかく勉強しろ」というふうに言っても、彼らがどうしても行きたい高校とそのためにしなければいけないことを知らない限り、勉強に対して後ろ向きな姿勢しか持てず、「言われたから、机に向かっていたけど、何もしなかった」という結果になりかねません。
希望する高校に入るために、彼らの志望校となぜその高校なのか、そしてそのためにしなければいけないことに気づかせてあげることが僕の出来ることであり、塾によって伝えたいことです。
サウスゼミナール講師 濱田 道人